終戦記念日
本日8/15は、終戦記念日。連合国軍にとっては戦勝記念日、日本にとっては実質的に敗戦の確定した日。(手続き的には9/2の降伏文書に署名した日か)
平和に対する罪
本日8/15は、終戦記念日。連合国軍にとっては戦勝記念日、日本にとっては実質的に敗戦の確定した日。(手続き的には9/2の降伏文書に署名した日か)
それから、日本及びドイツでは、敗戦国を裁く裁判が実施された。
・日本は、極東国際軍事裁判(東京裁判)
・ドイツは、ニュルンベルク裁判
そして、東京裁判では、東条英機を含む7人が平和に対する罪(俗にいうA級戦犯)として有罪判決を受けた。
ちなみに、平和に対する罪とは、以下のとおり(Wikiより品用)
平和に対する罪(へいわにたいするつみ、英: crime against peace)とは、国際法で不法に戦争を起こす行為のことをいう。宣戦を布告せるまたは布告せざる「侵略戦争または国際条約・協定・保障に違反する戦争の計画・準備・開始および遂行、もしくはこれらの行為を達成するための共同の計画や謀議に参画した行為」として、第二次世界大戦後、戦争犯罪の構成要件を決定する必要にせまられ、種々のガイドラインを定めるために開かれたロンドン会議 (1945年)で最初に提唱された。
一見すると、日本やドイツが一方的に平和をぶち壊したみたいな言い方だが、勝者が敗者を裁くための正当性欲しさの戯言だろう。
平和は尊いが・・・
8/6の広島、8/9の長崎への原爆投下、3/10の東京大空襲など、戦争末期には悲劇的な出来事が頻発するが、恐らく8/15を過ぎると、メディアを含め誰も何も語らなくなる。そして、平和(平時)を維持するためにどれだけ莫大なエネルギーが使われているか伝えるメディアも極めて少ない。
来年度の防衛予算が安倍政権以降年々増加し約5.4兆円に達することがニュースで取り上げられていたが、相変わらず朝日系列のメディアでは批判的な論調だった。報道ステーションでは特にイージス・アショアに対して、近隣住民の不安な感情を伝えつつ再考の余地がある云々を報道していたが、日本のように周りが仮想敵国ばかりな場合、ある程度の防衛予算は必要だろうし、最新の装備への切替も迅速さが求められるだろう。
左翼系メディアの一番の欠点は現政権を批判はするが、代替策の提示やアイデアを全く報道しないことだ。(恐らく現実的で効果的な対策を語れないからだろう)
以前、石破茂衆院議員が、外交と安全保障は車の両輪であるとの演説を行ったがまさにその通りであろう。まともな戦力のない国家がまともな外交を展開できるとは思えない。
最後に・・・
最初に、前項でも書いたが、恐らく日本人が戦争を語るのは一年の中では、今日が最後になるだろう。ならば今日くらいは先の大戦について、もっと真摯に向き合う必要があるのではないか。
・どうして戦争に突き進んだのか?
・当時のムードはどうであったのか?
・欧米列強といわれる国々との関係はどうだったのか?
あの戦争をただの過去の出来事として終わらせないためには、戦争前後の出来事をちゃんと精査し、未来のためにどう生かすかを考える必要があるだろう。
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