ブラック企業から逃げる方法
ブラック企業から逃げ出すには、結構なエネルギーがいるし覚悟もいる。そしてそんなエネルギーや覚悟もないって場合も多いと思う。そこで今回はブラック企業から逃げる方法をいくつか書きたいと思う。
ブラック企業から逃げるのは、恥でも何でもない。個人的には労働者という一個人ができうる唯一の方法だと思っている。
退職代行サービスを使う
へぇ~。今こんなサービスあるんだって思った。でもね、個人がブラック企業から逃げ出すのってなかなか大変。半年もいれば、恐怖と変な理屈でかなり洗脳されている場合もあるから。正常な判断ができる内に、下のようなサービスを使うのもアリかな?って思った。
代金は数万円でできるので簡単といえば簡単だ。
但し、居住地が会社の寮のような場合は、ワンルームに引っ越すなど事前準備は必要だ。
それとこれらのサービスの乱用は厳禁。本来は、2週間以上前の告知と最低限の引継ぎ作業は必要なはずだ・・・
EXIT
https://www.taishokudaikou.com/
SARABA
https://taisyokudaikou.com/
りゅうけんさんとSARABAさんの対談動画
この動画、すごい参考になるし面白かった。想像していた通り、介護、運送、保険が多いみたいだ。
弁護士に相談する
12/1(日)に放送されているTBS系番組のサンデージャポン(サンジャポ)で、まさにこの退職代行サービスが取り上げられていた。最後に出演者の一人である弁護士の細野敦氏が数万円の費用が出せるのであれば弁護士に相談すればいいといっていたが、確かに費用と時間的猶予があるのであれば弁護士に相談するのが一番正攻法なような気がした。
ブラック企業の多くは、ある日突然、弁護士が来社してきたら、それだけでかなりビビるはずだ。
ちょっと調べてみたら、労働問題に強い弁護士のサイトを見てみたが、どちらかといえば、ブラック企業から逃げる方法の相談というよりは、不当解雇やハラスメント問題については詳しいよっていうのが多かった印象を受けた。
労基署へ相談
労働基準監督署(労基署)に相談するっていうのもあるかな?って思ったが、労基署ってどのくらいのスピード感で動いてくれるのかちょっと疑問に感じてしまった。
個人的には、もう切羽詰まっていて”今日、明日会社行けるか?”っていう状況で、労基署に相談するのは適切ではないような気がした。
心療内科への受診
”オレ、今かなり病んでいる”っていう自覚があるなら、心療内科で相談するのもありだ。睡眠障害や食欲不振など、鬱症状の典型的なパターンのいくつかが自覚症状としてあるならすぐに受診した方がいいだろう。ひょっとしたらすぐに”○○日間の休養が必要”という診断書を書いてもらえるかもしれない。
診断書がでたなら、会社が何と言おうが堂々と休むことができる。これでも働かせようとするなら、これは完全な犯罪行為。労働者側ができることは無限に広がる。
また、相当疲弊していて体調が悪いなら、普通に内科に行ってちゃんと見てもらった方がいい。ちょっとした体の異常でもちゃんと(休養が必要との)診断書は書いてもらえる。
自分も昔、ブラックプロジェクトで疲弊しきっていた時、まだ重症ではなかったが、念の為で胃カメラ飲んで検査したら、軽度ではあったが”十二指腸潰瘍”だったことがある。もちろん診断書書いてもらって2週間の静養&ブラックプロジェクトからの退場という恩恵を受けることができた。
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