知識がないならドルコスト平均法で・・・
年初早々、為替が円高に大きく振れている。1/3(木)だけでドル円は2~3円程、円高に振れただろうか?
自分はAUD/JPYの買いポジションを少し持っているが、豪ドルも同じくらい円高方向に振れている。
自分のポジションをちょっと確認してみると・・・
今、保有しているポジションは、AUD/JPYの買いポジションのみ、4万豪ドル分のみ。一番古いポジションは、もう約10年になる。
自分は、2009年の4月の1週目から、0.1枚づつ100週間(2年弱)にわたってAUD/JPYを買い続けた。今はもう、だいぶ決済してしまったが、今残っている4万豪ドル分は、もう一段の下落でも耐えられる程スワップが溜まっている。
とりあえず、為替の評価損益はマイナスだが、スワップがたんまり溜まっているので、今の段階ではまだ安心だ。
ワンツーパンチで瀕死の重傷(2007年~2008年)
前述したように最初に手を出したのは2006年頃だったが、翌’07~08年にかけて、大損ブッコいた苦い経験がある。ちなみに07年から08年にかけて何があったがご存じだろうか?為替に首を突っ込んでいる人なら知っている人がほとんどだろうが、この2年で以下の大事件があった。
2007年:サブプライムローン問題の表面化
2008年:リーマンショック
もう、思い出したくもない事件だ。多分、この2年で300~400万程の大金を溶かしたと思う。勝手に「ココが底」とか「ココが天井」と思い込み迷走と暴走を繰り返した2年だった。この時得た教訓は、レバレッジを掛けた取引は、日中仕事をしているサボリーマンには向かないということだった。あの当時、仕事ほっぽり出して、何度、トイレの個室コーナーに駆け込んだことだろう。
ドルコスト平均法が安心な理由・・・
サボリーマンでもFXをやりたいという人はいるだろう。自分も同じだった。でもね、やっぱ2007年~2008年の自分の迷走&暴走っぷりに、自分には仕事まで手につかなくなる手法は無理ゲーだと認識した。そんな中辿り着いた方法が”ドルコスト平均法”だった。
一応、不人気な手法だが、高金利通貨のスワップだけでも享受したいっていう人は検討してもよいのではないだろうか?
そして、何よりのメリットは、レバレッジを掛けすぎなければ、ちょっとした変動に一喜一憂する必要がないことだ。あの当時、グリーンスパンFRB議長や福井・白川日銀総裁の余計な発言で何度トイレに駆け込んだことだろうか。しかもトイレに駆け込んだところで、たいしてできることはない。慌てて、トイレに駆け込んで”決済”ボタンを押したところで”後の祭り”であったことが大半だった。それに比べれば、低レバのドルコスト平均法は、本業に支障をきたすことがないので安心だった。
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