社会人としての処世術



社会人としての処世術

一般論になるが、社会人として大切な要素を急に書き留めたくなった。
これは、正社員とか非正規とか関係なく誰にでも当てはまることだと思う。

正社員なら、出世するため、フリーランスなら、評価を高め、より良い条件で仕事を得るために気を付けたい要素だ。いいたいことは3点ある。普段の行動や発言に当てはまることがないか確認してみると面白い。

1.自社の文句ばっかり言っている上司とは付き合うな

本当にこういう上司いるね。この上司だって一労働者で給与取りに過ぎないのに、なぜかいつも自分の属する組織の文句ばっかり言っている。

・給料が低い。
・面倒な作業ばっかり押し付けてくる。
・能力に見合った仕事がこの会社ではできない。

もう、本当に笑っちゃうような文句のオンパレード、嫌なら辞めればいいのに、こういう上司に限ってギリギリまで会社にしがみ付こうとする。しがみ付く腕力だけは超一級。恐らく会社を放り出されたら無力なのは悟っているからだろう。だけど部下や後輩には虚勢を張ろうとする。
はっきり言って下の人間は、上司のそのような振る舞いはちゃんと見ているということは認識した方がいい。

自分が会社員だった期間は約20年間、何人もの上司の下で働いたけど、自分の属する組織の文句ばっかり言っている上司で、尊敬できる優秀な上司は皆無だった。逆に自分は仕事のできる有能な人間ではなかったが、後輩や部下の前では絶対にこのような振る舞いだけは見せることはないように気を付けていた。(でも自分もひょっとしたら言っていたかもしれない。いや、酒の席だけだろう。いやどうだろう? 本当に言い切れるか難しい・・・)

もし、今働いている会社で自分の直属の上司がこのようなタイプだったら、付き合いは表面的なものに留めた方が無難だ。

2.与えられた仕事から逃げるな

与えられる仕事は、はっきり言って能力に見合ったものかどうかわからない。上司は部下のスキルレベルを見て作業を振るだろうが、いつも必ずスキルレベルが妥当かどうかで仕事が振られるかはわからない。

・簡単な作業ならラッキー。
・困難な作業ならアンラッキー。

こんな認識で日々の作業を行っているようなら、早急に改めた方がいい。前項では部下や後輩は上司のことをちゃんと見ているといったが、もちろん上司も部下や後輩のこのような振る舞いは見ている。(上司は部下の評価を下さないといけないから、より細かくみている)

「あいつはすぐ逃げる奴だ」というイメージを上司に持たれたら、相当ヤバイ。
なんでもかんでも、「私できます」というビッグマウスは多くいるが、いざというときに、「それ私にヤラセて下さい」と言える人間は結構少ない。

3.挑戦したという実績が一番大事(成功失敗の前に・・・)

会社内で何かの企画が立ち上がり、参加者を募ったとき立候補したことがあるだろうか?
何でもよくて・・・、リーダー、資料つくり、セットアップ・・・
この手の会社や組織がメンバを募る企画ものが新規に立ち上がったら積極的に参加することを薦める。
会社は、ここで何を見ているかというと、挑戦する人間かどうかだ。特に、一見すると業務に直接関係ない企画ものの場合は、成功・失敗の結果は会社側は重視していないことが多い。見ているのは各個人の資質だ。

さらに、このような場面での、大きなメリットは顔と名前を覚えてもらえることだろう。こういうことがきっかけで他部署との繋がりができたり、さらに別の企画もので声をかけてもらえたりすることで、いろんな関係性を構築するきっかけを作ることができる。

そして、このような企画に参加した際の一番重要なことは、振り返りを必ず行うことだ。PDCAという言葉が一時期はやったが、特に失敗に終わったときは求められていなくても、原因と対策を資料化し上長に報告することだ。そうすることによって、また何かあった際には、「もう一度、あいつにやらせてみよう」というムードが出来上がる。原因と対策がはっきりしていれば、何も知らない奴よりはリスクが低いと判断してもらえる。そして、何度も言うが、失敗したという結果に対してのペナルティは、まずないといっていいだろう。

 

 

 

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