46歳が唐突にピアノを始めたらカオスに突入し・・・③
いやぁ~。ビックリした。五線譜も鍵盤も、なんと”ド”♪の位置がわからねぇ~。か~ら~の~。
教室は?、先生は?、若いの?、何歳?
多分、焦っていたんだと思う。いきなり近所のピアノ教室に予約しようとした。一応調べたのは・・・
・最寄りの教室は何処?
・先生は美人?、何歳?
・レッスン料はお高いのかしら?
本当に、ダメ人間の極致だと思った。先生の画像ばっか探している。教室を先生のルックスで決めようとしている。でもギリギリ踏みとどまり、レッスンの進行はどうなっているのか調べてみた。40歳過ぎからピアノを始めたオサン達のブログも何件かあった。そして分かったことがある。それは初心者には年齢は関係ねぇ~ってことだ。
先輩方の初心者用レッスンの体験談を見ていると、どうも五歳児、六歳児に挟まれてレッスンを受けているようだ。(もちろん、個別レッスンはあるだろうが・・・)
これはヤバいぞ。何の脈略もないままキーボードを買ってしまって、何の使命感もないまま、「弾いてみた系であわよくば金儲け!」くらいにしか考えていなかった自分が、五歳児、六歳児に挟まれてレッスンを受けていいものなのかどうか。そして頭の中のリトル俺様が問いかけてくる。
・「お前、幼児に囲まれて”メリーさんの羊”を弾く度胸はあるのか?」
・「一回りも若いママさん達の変質者を見るような厳しい視線に耐えられるのか?」
イメージ図
↑↑↑ これはやっぱダメでしょう!
音楽教室は諦めることにした。不純な動機で始めた自分にとって、上記のような空気感の中に身を置く度胸なんてあるわけがない。部屋にやってきたばかりのCASIOのLK223が悲しそうに俺を見ているがしょうがない。別の道を模索しよう。サマになるまでは誰にも醜態は見せたくない。
一筋の光明、救世主か?
何かないのか?、こんな不純な動機で始めた、人間のクズを救済してくれるアイテムは?
2chで聞いてみたが、”名無しの秒速で1億円”さんが、秒速で「ググれカス」と回答してくれた。
冷てぇ~じゃね~か。畜生。
しかし、「ググれカス」こそ真理だということは薄々わかっていた。ならばやることは一つ。
・「ピアノ、アプリ」で検索・・・iTunes Appで大人気・・・ ➡スマホは関係ねぇ~。
・「ピアノ、初心者」で検索・・・初心者用教室が・・・ ➡教室行く度胸はねぇ~。
・「ピアノ、学習」 で検索・・・上から目線で、初心者でも・・・ ➡ぜってぇ参考にしねぇ。
・「ピアノ、学習、アプリ」で検索・・・ ん?、これなんだ?、おおっ! これはひょっとして・・・
出てきたのは、”ピアノマーベル”というピアノ学習用Webアプリ。紹介用動画を見てみると、モニタ上に表示された五線譜上を”今ここマーク”が流れていくので、そのマークに沿って鍵盤を叩いていくというもの。おぉぉ~、いいじゃね~か!。”太鼓の達人”を彷彿とさせる音ゲーみたいだ。ゲーム感覚っていうのは大事だ。
さっすが、アメリカ様、このようなアプリまで既に開発済とは・・・。というか、こういうソフトって日本の方が得意じゃねーのか?ゲーム開発で培ったノウハウを、チョット横展開すればいいだけだと思うんだが・・・
利用料は?お高いのかしら?・・・月12ドル(約1,400円位)、最初の30日は無料。
必要なものは? ・・・PCとPCとキーボードを繋ぐケーブル
ピアノマーベル
URL:https://pianomarvel.jp/
これだ!って思ったね。これなら、醜態をさらす必要もないし、メリーさんの羊がズッコけても、五歳児に指さされて笑われる心配もない。まぁ、これならダメだった時でもダメージは少ない。これにしよう。
ということで、さらなる備品を購入した。購入したのは、USB-ABケーブル。
A端子(正方形):キーボードに装着。
B端子(長方形):PCに接続
価格は約1000円。(値段はピンキリ2~300円位のものもあった)
ふぅ。これで隠密裏に始めることができる。
次回からは、このピアノマーベルでのレッスン状況を少しづつ報告していきたいと思う。
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