アフィリエイトが無理ゲーな理由と対処方法



アフィリエイトが無理ゲーな理由と対処方法

多くの人にとって、アフィリエイトに代表されるネットビジネスで成功できない。自分も過去にアフィリエイト特化型のブログを書いていたことがあったが、まぁ成功と呼べるような結果にはならなかった。振り返ると技術的なことも、もちろんあるがマインド的なことがより大きかったような気がする。そこで今回は、成功するために必要なことであったり、失敗する原因であったり、いろいろ自分の経験談も交えながら書いてみた。

そもそもアフィリエイトとは?

そもそもアフィリエイトの意味はというと、Wikiから引用すると以下のようになる。

成功報酬型広告(せいこうほうしゅうがたこうこく)、アフィリエイト・マーケティング、アフィニティ・プログラム、アソシエイト・プログラム、アフィリエイト・プログラムとは、特にインターネットのWWW上における広告形態をさし、ある広告媒体のウェブサイトに設置された広告によってウェブサイトの閲覧者が広告主の商品あるいはサービス等を購入し、生じた利益に応じて広告媒体に客引きの成功報酬を与える一連の形態をさす用語。単にアフィリエイト (affiliate)、縮めた形でアフィリ、アフィと呼ばれることが多い。

一番、なじみのあるものが、サイトに掲載される広告や、YouTube動画に挿入される広告などがあげられる。そして、このインターネットでの広告掲載は年々増加していて、たとえば広告費ベースでみると、2017年で1兆2千億円に上り、ここ数年は2桁の伸びを見せている。この傾向はしばらく続きそうで、いずれ、テレビなどの主要メディアを超える日も来るだろう。

自分が最初にアフィリエイト特化型のブログを始めたのは2014年だった。この当時でも”これからはアフィリエイトで稼ぐ時代だ!”みたいな言葉はネット上には氾濫していたが、自分も最初に始めたきっかけは、このような言葉に踊らされて始めたものだった。結果としてはうまくいかなかったが、それでも色々学べたこともあった。ということで、これよりいくつか、アフィリエイトをやる上での”心構え”というか”こうしたらいいと思う”という点を挙げたいと思う。

まずマインドの切り替え

一番重要で、かつ難しいのがこれだと思う。このうち特に一番大事なのは、前述したように”アフィリエイトは成果報酬型”であることを、しっかり認識することだ。多くに人にとって、このような考えはなかなか難しい。何故かというと、多くの人にとって、このような働き方を経験したことがないからだ。大抵の人は、

月給○○万円
日給○○円
時給○○円

みたいな労働しか経験したことがないからだ。もちろん自分の所属する部署や参画プロジェクトが大成功して特別ボーナスを支給されたみたいなことはあるかもしれないが、根底には”月給○○万円”という時間切売型労働が支配している。生活を安定させるためにこのような制度は有効だと思うが、ネットビジネスの世界では通用しない。
成果がでるまでの期間には個人差があるが、成果が出てないのだから、報酬がもらえないのは当然という考えが、実際に続けている間、持ち続けることができるかどうかが成功のカギを握ると思う。そして最後に言いたいのは、今、ブログでもYouTubeでも、それだけで生活できるほどの報酬を受けている人はたくさんいるが、それらの人も、人知れず努力し、悩み、それでもなお暗闇の中で努力し続けたということは言っておきたい。

テーマの選定

これも大事。テーマの選定を誤り、たいして書くことがないテーマで始めると、すぐに記事を書くことが苦痛になってしまう。ネタが切れて、次何書こうと悩む時間が多くなればなれほど、ブログを書くことへのストレスが増大する。しかも、ブログでもYouTubeでも何でも、最初のうちは、誰にも見向きもされない。このような状況もストレス増大に拍車をかける。

じゃぁ何を書けばいいの?ってことになるのだが、例えば、フルタイムで働いている人なら、仕事に関して書くのが一番いいだろう。自分のようなエンジニアでも、看護婦でも、トラックの運ちゃんでも何でもいいと思う。”(その業界の)中の人”というのは非常に貴重なことだと思うし、その業界の実態や闇など、世間一般で語られるイメージとしての話と実態とのギャップはどうなのかなどは非常に興味深いと思う。

そして、仕事をテーマにしたほうがいいのには、もう一つ理由がある。それは、仕事で費やしている時間が、例えば趣味に費やす時間なんかよりはるかに多くの時間をかけているからだ。なので、日々の仕事の中でも、テーマになりそうな出来事が発生しやすい。例えば・・・

エンジニアなら、「今日はこんなトラブルがあった。対処方法は・・・」
看護婦なら、「こんな患者は○○だ~」
トラックの運ちゃんなら「私的、おすすめのSAベスト3」

など、など、その仕事をしているからこそ見える特別な景色というのは誰にでもあると思う。

じゃぁ、働いてない人は何がいいということになるが、その場合は、なんでもいいと思う。時事ネタでも、芸能人でも、生活関連でも、記事がたくさん書けそうなテーマがあれば何でもいいと思う。

成功・失敗の基準の明確化

これも、始めるにあたって明確にしておいたほうがいいだろう。基準設定は何でもいいと思うが、例えば、

”6か月後、月間PV(ページビュー)が3,000回を超過していること。”
”1年後、google adsenseの広告収入で1万円を超過していること。”
”毎月最低25記事をアップすること”

これらのように明確な数値としての成功基準、失敗基準を設け、指定期間経過後、目標値に達していなかったら潔く撤退する、という個人でルールを設けることが大事だ。もちろん、途中で軌道修正することは可能だが、条件を緩くしてダラダラと意味もなく継続することはお勧めできない。

ちなみに、ブログの広告で代表的なgoogle adsenceの場合、クリック率は約0.4%程だという。要するに1,000PV(ページビュー)当たり4回ほどというのが一般的な数値で、1クリック当たりの報酬は100円程。なので上にあげたように月間収益1万円ということは、約25,000PV(1日当り:約830PV)が必要になってくる。

振り返り(失敗も財産!)

失敗したからと言って、過度に落ち込む必要はない。但し、どうしてうまくいかなかったのか?という検証作業は大事だ。これをやらないと、多少なりともネットビジネスに手を出した意味すらなくなってしまう。そして、この検証作業が済んだのち、再度ブログやYouTubeチャンネルを再度立ち上げてもいいし、別の方法を探すのもでいいと思う。
とにかく失敗から学べることは多いはずだ。

アフィリエイトをやってみてよかった点

一番は、会社経営者の悩みみたいなものが多少なりとも分かったことだと思う。売り上げが上がらず悩むなんてことは、普通の会社員では体験できないことだが、アフィリエイトをやってみて、なんか会社経営者の悩みがわかったような気がした。自分もなかなかPV(ページビュー)が増えずに悩んだが、その時に、SEO対策とか、PVを挙げるコツとかネットマーケティングのキモだとかいろいろ調べて実践してみたりしたことがある。
(大抵は役に立たなかったが・・・。というかブログの出来に問題があったのだろう・・・)

こういうことって、実際に体験しないとなかなかわからないことだと思う。特に自分みたいな底辺エンジニアだけをやっていると、こういう世界というのは縁のないものなので、とても貴重な経験になったと思う。自分は、これをやってみて、”アフィリも会社経営も無理ゲー”との結論に至ったが、それがわかっただけでも良い経験だったと思う。

 

 

2 件のコメント

  • こんにちは、たかっちさん

    小野です

    私は逆に無理ゲーではないのではないか?
    とか思っているんです。

    確かに様々アフィリエイトは存在しますが
    無理を押してまで続けるということは誰にでも出来るものではないですよね!

    なので
    私もたかっちさんも、他の人よりは勉強熱心!!なんです

    だから、可能性を伸ばしていける方向に動いたと言うことではないでしょうか?

    話が変わりますが・・・

    ・PVをあげる
    ・SEO対策

    これすぐ出来ますよ!!
    ただ、軸ブログ運営だけでは
    到底無理ゲーでした^^

    ランキングボタン押して帰りま~~~す

    それでは!

    小野

    • 小野さん

      返信ありがとうございます。
      私が過去のアフィリで結果が出なかったのは
      完全に自分が未熟だったからですね~。

      ただ、今でも、このようにブログを続けているのは
      イロイロ模索したいからに他なりません。

      まぁ自分にとって、ハードルの高いことは確かですが
      とりあえず細々と続けていきたいと思います。
      ありがとうございました。

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