禁煙に挑戦_その12



涙の最終回・・・

今回が最終回。結局、最後にタバコに火をつけたのは10/25(木)。それ以来、喫煙はしていないのだが、チャンピックスはその後も約2か月弱程は飲み続けた。現在は、薬の服用もストップしたが、現在、タバコを吸いたいという感覚がよみがえってくることはない。

今は、タバコを吸わないことが普通のこととなってきたが、今でも、あんな悪習慣をよくもまぁ20年以上も続けてきたなぁと思うことがある。ちょっとタバコを吸うことのデメリットだけ挙げてみると・・・

【喫煙のデメリット】
・健康問題:副流煙は喫煙者より近い人に悪影響を与えるらしい。
・経済問題:現在1箱450円程。1日1箱なら16万円以上の出費。
・悪臭問題:電車などに乗ると喫煙者の臭さが不快に感じることがある。

匂い問題は、本当に止めるまで分からなかったので、不快感を与えた人たちには、本当に申し訳ないと思う。タバコとコーヒーのコラボがあんな強烈な悪臭を発するとは・・・

シリーズ最後に・・・

最後に、禁煙外来に行ったときにお医者さんからこんなことを言われた。

「薬で止めた人は、復活しやすい」

どういうことかというと、チャンピックスのおかげで”楽(ラク)して”止められたから、禁煙できたことの重要性を軽く見る人が多いようだ。恐らく、また、吸ってしまって習慣化してしまっても、また”薬飲めば簡単に辞められる”という残念な思考が生まれやすいようだ。
通っていた内科でも、禁煙外来の”リピーター”が何人かいるみたいだ。

今の自分の感覚からは信じられないような話だが、ちょっとした”きっかけ”でタバコを吸ってもいいかという感覚が湧くらしい。
具体的に、いくつか考えられる”きっかけ”をあげてみると・・・

①.仕事がうまくいっていない。
②.家庭がうまくいっていない。
③.なんとなく、一本位いいかという甘い部分の露出。
④.親しい喫煙者からの妬み、嫉妬など。

①、②は容易に理解できるとして、④はどういうことがわかるだろうか?、
これは、自分にもちょっとあったが、
”苦しい禁断症状を克服した禁煙成功者”が羨ましいという、残念な喫煙者層が一定数いるそうなのだ。確かに自分も、飲みに行ったりすると、タバコを勧めてくるくる輩が何人かいた。言われてみれば納得の理由だ。
「あ~、アイツら、ジェラシーを感じていたのね♪」なんて思いながら、今度会ったら自慢げに
「禁断症状のピークは苦しかったぁぁ」なんてぇ話をしてやろうと思った。

そして、内科の先生からは、もう一つ大事なことを言われた。それは・・・

「禁煙成功者は、禁煙が継続しているだけで、”非喫煙者”に戻るわけではない

どういうことかと言うと、嫌煙成功者でも、喫煙の快感は脳は絶対に忘れないということだ。なので、上で書いたように、”ちょっとしたきっかけ”で始めてしまうことがあるようだ。これも納得な感じがした。自分も、今は吸っていなくても、朝イチの一服、食後の一服の快感は忘れることはないと思うからだ。

最後に喫煙者に一言・・・
「タバコ止めた方がええでぇ」

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