一時退避としてのフリーランスってのは全然ありな話



今回は若くて経験が浅くてもエンジニアとして1年程度でも経験があるなら、退職した場合、すぐに次の会社に正社員で働くよりも一旦フリーランスエンジニアとして働くという選択肢もあるんじゃないかなと思ってこの記事を書いた。そして働いている会社がブラックならすぐに辞めた方がいい。今回はその辺の絡みも踏まえて書いてみたい。

ブラック企業で働くことのデメリット

まず、ブラック企業で長時間低賃金で働くことの弊害を挙げると以下の2つがあげられる。

①.正常な思考ができなくなる。
②.生活がギリギリの状態が慢性化する。

ブラック企業で働いていると、上の2つの状況が当たり前みたいになってくる。本当はすぐに辞めなきゃいけないのに、経済的にギリギリだから、「次の仕事がなかなか見つからないんじゃないか?」っていう心配から退職を躊躇してしまうという心理がどうしても優位になってしまう。

そんなときお薦めなのが、しばらく
フリーランス
として働くという選択肢だ。

フリーランスのメリット

実際、経済的な貯えが充分にない場合、焦って、条件が多少悪くても経済的な事情から不要な妥協を強いられてしまうという状況は起こりやすい。そんな時は、一時退避的なフリーランスという選択は非常に有効だと思う。IT系のフリーランスならたとえ経験が浅くても、月単価50万円以上の案件というのは比較的見つけやすい。
ここで、経済的にも精神的にも一旦体制を立て直せれば、自分の将来について冷静に時間をかけて考えることが可能になってくる。

しかも業務経歴書上もブランクは発生していないので、仮に将来また正社員としてやり直したいと思った場合、経歴書にキズがあるとは思われることはないだろう。一番損なのは、次の会社探しを過度に慎重になりすぎて、何か月も時間をかけすぎて経済的にピンチになったうえ、経歴書上も不要なブランクを作ってしまうことだ。

はっきり言って、ここでフリーランスという選択をしたからと言って、その後の転職でマイナス要因となることはほとんどないだろう。いったんフリーランスとして働きながら、自分の進むべき方向性を冷静に考えるということは、焦って正社員として職探しをするよりリスクは全然小さいと思う。

今回の記事は短め目だがこれで以上となる。ただ最後にこれだけは言いたい。

「簡単に仕事を辞めても幾らでもやり直せる!」
だから
「入った会社がブラックならすぐ辞めろ!」

自分も2社目を辞めて、3社目をすぐに焦って決めてしまい大失敗をしたので、本当にこういうことで損をしたり、苦しむ人が少しでも減ってほしい。

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