持続化給付金に関して

2020年4月7日　正式に緊急事態宣言が発令された。この宣言自体が自分に与える影響はほとんどない。(今のところは・・・)
そして、同時に経済対策が発表された。規模としては、約108兆円にのぼるそうだ。
この中で自分が給付対象になりそうなのが”持続化給付金”だ

※．自分：独身、子供なし、フリーランス(個人事業主)

1.持続化給付金とは

経済産業省は4月8日、新型コロナウイルス感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える「持続化給付金」を創設したと発表した。
給付対象者は、中堅企業、中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者等、その他各種法人等で、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上が前年同月比で50％以上減少している者。

一応、業種の縛りはないようだ。

2.条件とか計算方法とか・・・

【給付対象者】
給付対象者は、中堅企業、中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者等、その他各種法人等で、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上が前年同月比で50％以上減少している者。

【給付額】
給付額は、前年の総売上に基づき、数式により算定する。
前年の総売上（事業収入）―（前年同月比―50％月の売上×12カ月）
上記の算出方法により、法人は200万円以内、個人事業者等は100万円以内を支給する。

最初は、2020年1月~3月だけが計算対象月だったようだが、2020年ならどの月でも大丈夫のようだ。

3.自分に当てはめると・・・

自分はIT系のフリーランスをやっている。今の状況を簡単に説明すると・・・

①.開業届：2019年1月に提出済。
②.収入　：2019年は約514万円。
③.現在　：2020年3月末で契約打切。現在無職。

④.2019年の収入と2020年の見込み

※.3月分の報酬支払は6月なので上記のような実績となる予定。

⇒
計算してみると・・・
前年の総売上（事業収入）―（前年同月比―50％月の売上×12カ月）

5,140,000 – (0 × 12 )　=　5,140,000
上限が100万円なので、この場合、支給額は、100万円。

4.懸念点

①.新型コロナの影響をどうやって証明？
給付対象者の欄に”新型コロナウイルス感染症の影響により・・・”となっているのだが、これをどうやって証明するのか？自分の場合、これを証明するのは困難というか不可能だと思う。

②.条件確定はいつ？
一応、事業は令和2年度の補正予算の成立を前提としているため、事業内容が今後変更等されることがある。詳細な条件や申請方法等については、決定次第速やかに、経済産業省HP等で公表する。なお、経産省では4月7日に公表された緊急経済対策の支援内容を受け、補正予算の成立を前提に、事業者むけ支援策のパンフレットを大幅に改訂した。