仕事場が家近!は20万以上の価値がある



仕事場が家近!は20万以上の価値がある

都内在住者にとって、通勤時間が1~1.5時間くらい掛かるのは普通ではないだろうか?
今、自分は勤務地が新宿で自宅の練馬からドアtoドアで1時間弱位なので可もなく不可もなくな感じなのだが、フリーランスで単価設定に敏感になってから、この通勤時間での”準拘束時間”も結構気にするようになった。考えるきっかけになったのは家近の現場と比較的遠い現場を短い期間で経験し、金額換算すると結構デカイ数字になるということに気付いたからだが、この点について意外に頓着しないという人が多い。(自分もそうだった)
単価設定を考える際には、通勤時間という”準拘束時間”も計算する必要があるということを自分の経験も踏まえ記事にしてみた。

自分の経験

一番近かった現場

一番近かった現場は、中野。

【仕事内容やその他諸々】
通勤時間:約15分。チャリ通勤。(中野駅北口から徒歩5分位)
仕事内容:物流系システム構築のプロジェクト管理。
単価設定:60万円。

一番遠かった現場

一番遠かった現場は、蒲田。

【仕事内容やその他諸々】
通勤時間:約1.5時間。(大江戸線と京浜東北線利用。駅から徒歩10分ほど)
仕事内容:地銀サブシステムの開発
単価設定:70万円。

最初に経験したのは、中野の現場で約1年位通った。チャリでの通勤は快適だった。デメリットは雨の日はバス利用となる為、チャリでの通勤時より15分ほど早く家を出ないといけないこと。あと、西武新宿線沼袋駅通過直後の登り坂が結構キツイこと。でもそれ以外に文句はない。
そして、中野の次の現場が蒲田だった。場所よりも単価設定にホイホイ釣られてしまい受けてしまった。最初、蒲田の現場を紹介されたとき、「えっ!今より10万も高ぇ~」「絶対ぇ~、受けるベシ!」みたいな両目がドルマーク状態だったのだが、数日通っただけでわかったことがある。それは電車通勤はシンドイ。ということだ。
チャリ通勤から電車通勤への変更だったから余計そう感じたのかもしれないが、大江戸線と京浜東北線の乗換駅である大門(浜松町)駅に着いた段階で結構ヘロヘロだった。そして思ったのは、仕事を受ける際は通勤場所も結構重要な要素だということだ。この通勤時間も考慮しないと実質的な損得勘定はできないということを、この2つの現場を通して実感した。

20万以上の価値がある!の根拠は?

これは簡単。両者の通勤時間の差を平均的な時給で掛ければOK。

通勤時間の差:1.25時間
平均報酬時給:約4,000円

月次ベースで計算すると大体こんな感じだ。
1.25時間×2(往復なので)) × 20日間 × 4,000円 = ¥200,000

でしょ?タイトル通りでしょ?。4,000円が妥当かどうかはわからないが、自分みたいな底辺エンジニアだとこの位が妥当な数字だと思う。

それ以外の体感できるメリット

・HPが有り余っている

もうね、終業後のエナジー残量が全然違う。いかに電車通勤が消耗するかっていうのはこのような通勤時間に差のある現場を経験することによって痛感する。蒲田の現場の時は、定時で帰れても自宅到着の段階でエナジー残量はほぼゼロ。もう「なんもする気が起きねぇ~」の状態だった。
中野勤務だった頃は、まだエナジー残量はかなり残っているので、「今日は何しでかしてやろう?」って考えるのが楽しかった。

・就寝するまでの時間が長い

中野勤務だった頃、定時で現場を出て、寄り道せず真っすぐ帰ればどんなに遅くても18:30には自宅に到着している。大体寝るのが24:00位だから時計の短い針が半周する程の時間がある。はっきり言えばこれだけの時間があれば、何でもできる。しかもエナジー残量はまだたんまり残っている。
自分は中野勤務の期間、在宅ワークに本腰入れて小銭を稼いだり、ジムにいって泳いだり、自転車で1時間程散歩したりとやたらアクティブだった。

・満員電車は毒

大江戸線に文句言うわけではないが、他の路線の車体よりちょっと小ぶりなのよ。で、練馬から乗ると吊革に辿り着けない可能性が非常に高い。だから、都庁前か新宿までの約20分ほどは両足だけでバランスを取る必要がある。しかも周りに若いオネーチャンが多いとスマホ持ったり、カバン持ったりと”両手塞がってますアピール”が必要で本当に消耗する。
しかもあれだけの人口密度で密閉空間だから、酸素濃度って相当低いだろ?満員電車でボーッとするのはこれが原因だろ?どう考えても体に悪いだろうと思う。

何か他にもイロイロありそうだが、ブロガーズハイの状態が終了したのでお終いにする。

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